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2000年
2000年12月22日 福岡サンパレス
2000年12月11日 神奈川県民ホール

2000年12月10日 千葉県文化会館
2000年12月6日 戸田市文化会館
2000年11月14日 下北沢SHELTER
2000年7月30日 河口湖ステラシアター
2000年7月2日 日比谷野外音楽堂
2000年7月1日 日比谷野外音楽堂
2000年6月2日 新宿リキッドルーム
2000年6月1日 新宿リキッドルーム
2000年5月18日 金沢AZ
2000年4月29日 
渋谷タワーレコード B1 「インストアライブ+トーク+マルヒ」

2000年4月25日 神戸チキンジョージ
2000年4月4日 渋谷タワーレコード B1 「PHAMTOM」
2000年3月30日 渋谷クアトロ
2000年2月20日 HEY!HEY!HEY!
2000年1月4日 日本武道館
2000年1月3日 日本武道館

2000年12月22日 福岡サンパレス

福岡サンパレスには開演のスゴーク前に行ってしまった。意外と早く着いてしまったのだ。で、入り口でぼーっと立っていたら、ドンドンウシロに列が出来た。席があるのに、わざわざ開場前に行くのはもう止めたい。なあと。思っていた。寒いし。開場した。並んでいたのが2列目だったので。これは、「限定サイン」を戴くしかないだろ。と思い。CD売り場に。しかし。見渡してどこにあるのかわからん。みんなサインが欲しくてならんでたんでないのか?とか思う。客はグッツ売り場に爆進している。ヒトダカリが。・・・・ないのか?

「もう止めたのかな?」と思ったが。スミの方でぽつーんと立ってる男子発見。
「2000円以上で、なんと4人のサイン色紙ゲット!」とか云われる。見ると全部持ってる。シングルも何もかも。スゴークバカらしい。しかし、ココまで来た自分にトロフィーをあげたいでないかい。
「お土産」に「孤独な旅人」と「コールアンドレスポンス」のシングル。イチバンに購入したので。数枚重なっている色紙の。イチバン上のサイン色紙を。もしかしたら、コレをさっき楽屋で。書いたものなんだから、イチバン最後に書いたものだろうから。イチバン新しいんだあ!とか思って。興奮する。小さく。小さくガッツ。
石君の名前が微妙に汚れている。石君。汚したな。手にくっ付けちゃったな。マジックインキを。黒の。

会場は意外とデカク。しかも。1階席も埋まらない。恐ろしい状況だった。ライブはハートウォーミングだった。そして燃えていた。つーか、エレカシ解禁してさあ。「good−bye−mama」から滝のような涙を流しけり。足がガクガクと震えて。コンサート前に手足がいつも冷たくなっていくような感覚が。いつもある。エレカシ。他のアーティストライブではこんなことは絶対無いんだ。いつも。エレカシのライブでは。手足が冷たくなってしまう。スゴク緊張して。今回もそうだった。しかも。ホントにエレカシ断ちしていた。こんなに聴かなかったのは。今までなかったのだ。
「バカバカしい」とオナゲキニナルだろうかもしれないが。気がフレテシマウカト思う事が。何度かあった。あのコエを。あのキセキを。私の全細胞は欲しているんだろう。全神経は今か今かと。
「悲しみの果て」でも「昔の侍」でも「soul rescue」でも「今宵の月…」でも「新曲」でも「月の夜」でも「ガストロンジャー」でも。なんだって。なんでも。宮本が歌い上げる。その全てのウタに。タマシイが共鳴している。自分に酔いしれた。脊髄の奥のほうから、新しい何かが生まれているのを感じた。末梢神経は冷静に。伝令をそれぞれの神経系に指示。リズムを刻み。拍手することを。レスポンスし、共鳴することを許可した。

席は3列目。16番。成ちゃん側。スピーカー目の前で。鼓膜はエレカシで。埋まる。死んでいた細胞は生き返り。キセキを産む宮本のコエを全身で感じた。あの目を見たか?あのエネルギーを。あの発光体を私は見た。世紀末。私にとっての「今世紀最後のエレファントカシマシのライブ」をこの眼に焼き付けたのだ。
思い出したら、また書きます。
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2000年12月11日 神奈川県民ホール

神奈川行ってきたー。
これから。「エレカシ断ち」します。サヨナラ。サラバ。バサラ。音楽聴かないから。エレカシは。福岡まで。

温度差。例えば、かき混ぜてない風呂にイキナリ入ってしまったような。上は熱いのに、下はオイオイ…水じゃねえか。みたいなものです。または、ラストオーダーで頼んだつぼ八のウーロンハイ。オイオイ…スゲ−濃いよ。オイオイ…混ぜとけよ。混ぜとけよ。みたいなものです。
自分自身が散漫。散漫だよ。なんか。集中してさ。やってきたいと。席は16列32番。立ち上がると、宮本の真ん前に当たる。真正面だ。ハッキリメンバーの顔が見えるよ。よく見えたよ。

ライブ自体はサイコウに良かった。トミは最後の最後、アンコール(ガストとコールやって)やって帰るとき、成ちゃんにもたれつつ退場したくらい。あんなトミ、はじめてみた。ぐったりしてた。「悲しみの果て」では泣いてしまったし。新曲もなんだか泣いてた。が。なんだろ。わかんないんだ。それが。

成ちゃんに注目が集まるライブだった。「スイート…」やる前に「君もロンリー、高緑もロンリー!」とか言われていた。成ちゃんにスポットライトが当てられて。成ちゃんズキにはたまらんシーンだったろう。
その他にも「男は料理するか?」という話の中で「成ちゃんはどうなんですか?」と宮本に言われ、首をフルフル…と横に振っただけだったが、スポットライトが当てられ、その後、宮本が話し続けて、成ちゃんだけにスポットが当たってて(もちろん宮本にはスポットあったが)。なんにも言わないので、成ちゃんのライトが一瞬、だんだんと。しかも薄っすら。しかも徐々に。消えかけたんだけど。

それを客が可笑しいなあ。と爆笑してて。でも宮本はその笑いは自分に向けられてると思ってたらしく。話し続けていたが。それは成ちゃんにだった。と自分は思ってる。結局、消えかけた成ちゃんスポットは持ち直して、次の曲まで着いてたんだけど。奇妙なライトだった。笑えたシーンでした。
宮本もいつものエレキャスがぶっ壊れたらしく、石君にストラト?を借りての演奏であった。今まで自分が7本くらい壊してるので佐久間さんが、貸してあげないって言われたから、今日は石君に借りてます。とか言っていた。

アンコール1では「はじまりはいつも」ではなく、いきなり「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」をやり、その1曲で帰っていた。タタタタ…と走って慌てて帰っていく感じだった。客がボーゼンとしてしまい、一体。はあ???って感じでいた。私は「愛と夢」…かあ??と思った。
1曲で帰った宮本は次に出てきて「今宵…」とか「武蔵野」「スイート・・」とかやった。そんで最後に出てきて「ガスト…」と「コール…」をやった。ガストの前では「男イス」を石君の首にぶら下げ、石君は「さすがにコレでは演奏できないよー」と笑って、こっそり外していた。こっそりである。

千葉との温度差なんて、マッタクないだろう。私自身のモンダイである。
「散漫だ。」と関内までの歩きで思ってしまった。ちょっと最近、近くに居過ぎたな。と思った。離れよう。コノライブを機に。ちょうど良い具合で福岡まで10日程あるじゃないか。それまで、「エレカシ断ち」して。音楽を一切耳に入れないようにしようと思った。他の場所のライブレポや、エレカシに関することは知りたいけども。「エレカシを聴くコト」に散漫になっている感じがした。音楽を聴かないでいよう。新しい衝撃や。感動も。シェルター後の何度でも死ぬまでこのドキドキ感や、虚脱感を味わっていたいと思う。しゃぶり続けていたいと思う。騙されても笑って死んでみたいとさえ感じる。死ぬまで、きっと一生コノ「カイラク」を。」と言っていた、自分を取り戻す為に。上に戻る

2000年12月10日 千葉県文化会館

ゴミ感想
千葉行ってきたー。
ヒトコト言わせてくれよ〜!(藤井一彦風)と・お・い・ん・だ・よ・おー!!!!!!
しかも、途中で電車が止まったりしたんだもんだから、開演ギリギリだったじゃん。じゃん?ココロはテンション上がりっぱなしなワケさ。ワケなのさ。

そんで、ガキーンとはじまった1曲目「good−bye−mama」……ドカーンだよ。
やられたっつー感じでサ。なんか、シェルター、戸田、ときて、初めて、
「嗚呼、この曲。スゲーカッチョイイ〜!!!」と思った。
それまで、この曲を初めに持ってくるのはイヤだった。意表を突かれた感じだったし(ま、それが、ちきしょーって具合でかっちょいいんだが)、イマサラ「愛と夢」かあ?「エレファントカシマシすなわちオレだ」とか言って「ガスト」とか「コール」をあの激烈ブリで昇華してく宮本を去年の11月7日のリキッドから、今年の夏の野音までの間、傷に塩を擦り込むように体験してきたんだよ。私は!!!

「good morning」5億回聴いたってサ、「まだまだ〜!」とか思ってたわけだよ。
「まだまだー!」とか言って、聴きまくってるわけ。今も。自分の中で消化してけないから。
そんで、ベストが出てさ、「スイートメモリー」とか言っててさ。はあ?!とか思ったけど、聴いたら、それはスゲー良くってサ。「いいじゃん、エレカシ!」とか言ってさ。

「両車輪のようなものです!軟と硬です」とか言われてさ。「そうですよね!」とか言ってさ。ま、なんだってイイのかもしれないんだけどさ。
結局「宮本、行ってくれ〜!!」って最終的には思ってしまうから。最終的には「ガストロンジャー」と「コールアンドレスポンス」で閉められたら、そりゃ〜もう大騒ぎさ。そりゃ〜もう、一生連いてくとか思っちゃうさ。

今回の千葉、コレは素晴らしいものでした。全てが良しだったな。
客のノリが。スゲー良かった。私の回りだけかもしれないけど。男子率が高かった。
そんで「珍奇男」生で聴いちゃったよ〜!!!と感動してた。その男子が。
ウオ〜!!っていうのが結構あった。感じがする。女の子もヒトリガッツする子が多くて、良かったです。
宮本の声も調子が良さそうだった。トミがスゲー良かった。バスドラが響き渡っていた。今回、宮本がトミにキレルことは一度もなかった。ミスは殆どなかった。
石君はいつも髪の毛を振り乱して、激烈ブリは健在だったが、フト
「今宵の月のように」の時はフツーにやれば良いんじゃないかな?と思った。前みたいで。ソロの時とか、もっと暴れちゃっても良いのになあ。エフェクター宮本に破壊されてたし。
成ちゃんは、コオリのような正確なリズムを淡々とこなしていた。
ホントにリズム隊の2人が良い。今回のツアー。最高だあ。最高ですかー?最高でーす!!


セットリストは戸田と同じ。Tシャツをお投げになられました。思い出したら、また書きます。
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2000年12月6日 戸田文化会館

ゴミ感想
戸田、良かったですよ。パンフというか、写真集みたいなのはオススメです。高い。なんにしても。全てのグッツが。あとはなんも買わなかった。

トミは打ち込みにどんどん慣れていってると感じた。石君並に宮本の一挙手一投足に神経を研ぎ澄ませていた。その点について、宮本がキレル場面はなかった。珍奇男の時、ちょっと失敗したように見えたけど、「それでイッツオーライ♪」だと思う。新曲の「教えて〜教えて〜…」っていう歌も歌っていた。

打ち込みを優先させるものと、バンドベースにエッセンス的に機械音を乗せるやり方をソレゾレの曲によって、変化させているところが、野音からのレベルアップだと思った。「さらば青春」を打ち込みでやったのは、やっぱりなあ。あの機械音だけが耳に付いてる気がして。今回戸田では「さらば青春」はやってません。歌ってない。リストはほぼ、こないだのシェルターと同じで、アンコールで「はじまりはいつも」をバンドのみでやったことが、収穫でありました。

「ガストロンジャー」の時に石君が宮本にレスポールを取り上げられて、突き飛ばされ、ウシロにひっくり返り、足をVの字に上げて倒れてしまったのには、なんだか笑ってしまった。そのあと、放り投げられたレスポールを素早く肩に掛けて、元に戻る石君。
しかし、石君の足の広げ方はまた一段と広くなったような気がする。髪の毛も振り乱しての激烈ぶりであった。ウシロからの照明で、石君の影が黒く映し出された時はどきっとした。カッチョ良かった。ソロも少しやっていた。左側の10列6番で、前には1列だけであった。
宮本がアンコールの時、スピーカーの前をスルスルっと通って、こっちに来た時はビックリした。目の前に宮本がいるのだ。ホンの数メートル。びっくりした。異常に細い。キレイな顔。オドケタポーズを取って、客を喜ばせる。女子率が高いコンサートになったが、キイロイ声援は宮本もびっくりしていた。ようにみえた。微動だにせず、じっとしてるヒトがホボ半数いた。もっとノッて!!もっと、ジャンプして!!とジェスチャーをする宮本。それに素早く反応するヒトもいれば、そうでないヒトもいるんだ。
トミが最初の方の「ソウルレスキュー」かなんかの時、右手に持っていたスティックを横に飛ばして、一瞬、片手で叩いていた。スグに別のスティックを持って、その場を乗り切ったが。あんな場面を見たのは初めてだった。…あとはまた思い出したら書きます。トップに戻る。

2000年11月14日 下北沢SHELTER

感想。ゴミのもの。
多くの乗客を乗せ、走り出してしまった。コノ列車はイッタイ何処へ向かうんだろう。
その列車はE列車。沢山の客を乗せて、進むはあのヒカリの射す方向へ。

列車を動かしているのは4人の機関士。総指揮官は「宮本浩次」。そのヒトだ。

その天国への道に、ヒトビトは酔いしれ、あこがれ、泣いて笑顔を見せるんだ。
2曲目辺りから、宮本の指から真っ赤な血が噴き出したそうだ。
なんだかホントにこのヒトは「生きてること」にMAXなんだろう。
その証のように、血を流し、ギターは真っ赤に染まっていく。それでも笑顔で次々と歌を披露していく。

打ち込みの先を行く、エレファントカシマシ。コレをどこかで望んでいたんだ。全ての曲が、最高だった。全ての宮本が最大だった。全てのキセキが具現化していた。マッタクマボロシミタイなものが。全てのモノが。
トミのドラムはイカズチノゴトク。私の脳天を破壊した。打ち込みとカッチョ良く融合してるな!と感じた。成ちゃんの髪の毛は博士だそうだ。今回のリズム隊はまた数レベルUPしているように思った。打ち込みを食っていた。石くんは「よこワケの人」だった。宮本の一挙手一投足に神経を集中させている様子は見ていて快楽でさえあった。この集中力が、きっと指揮者の思うところに灰皿を置くことさえもできるんだろう。砂浜から、一本の針も見つけられるんだろう。

宮本の寄り目は脳天ブチキレでかっちょよく。キレイな目を何度も何度も何度も見た。高音の出し方がどれを取っても最高だった。声の調子が最高なんだろう。ホントに良かった。声が。コレを望んでるだけで、あなたはコレから生きていける。
新曲もイッコ聞いた。やさしい曲だった。涙が出た。何度も何度も何回も何回も涙が出そうで引っ込んだ。
今回のセットリストは最高だった。次に何が出てくるのか、想像もできない展開で、イチイチ死んでいた。そして生き返っていた。生きてるコトにイチイチ理屈をつけ、ポーズをとるよりずっと。
ツアーに先駆けた超スーパープレミアライブだったが、これからのエレカシの展開がマッタク読めない。次のアルバムがどんな具合に仕上がっていくのか、想像することができない。
ホントウは全部大事で、ホントウは全部ラビッシュで、ホントは全部真理で、ホントは全部トリックで・・・林檎嬢の歌詞が思い出された。
なんだか、死ぬまでこのドキドキ感や、虚脱感を味わっていたいと思う。しゃぶり続けていたいと思う。騙されても笑って死んでみたいとさえ感じる。死ぬまで、きっと一生コノ「カイラク」を。

もっとイイ感想が書けたら、載せます。
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2000年7月30日 河口湖ステラシアター

感想。ゴミのもの。
Mt Fuji Aid 2000に行ってきた。

エレカシはオオトリだった。2時から8時近くまで、ワイノと桃野未琴以外、知らなかった。ケド見た。
会場はナンダか、スリバチ状のギリシャのコロシアムみたいな客席で、ステージもバックに富士山がみえるように造られていたが、あいにく天気は降ったり、照り付けたり、吹き荒んだり、楽しかった。
客もバラバラで上のほうで寝てる人とか、いっぱい居た。客そのものはそんなに居なかったけど、アレくらいでのほほ〜んと見てるのもまた楽しかった。

踊ってる人がいて、怪しかった。女の人。花柄のワンピース着て、なにか霊を呼んでるような踊りだった。巫女さんみたいだった。ガイジンの時、ずっと踊ってた。でも知り合いに聞いたらエレカシの時は踊ってなかったらしい。踊って欲しかった。

真ん中の後ろのヘンで見てたが、エレカシが出てきたら、ステージ前のフロアにドタドタ出ていった。かなり前で見た。どうしても宮本を見たかった。出てきた。少し前から雲が切れ、暗闇の中に姿を隠してしまった富士山をバックに天然の照明。最高のシチュエーション。星空をバックに宮本は、姿を現した。キレイな人。「嗚呼!!カッチブーだぜ!!」と、叫んだ。何度も言ってしまった。

soul rescue so many people 悲しみの果て ゴットファーザー good morning 武蔵野 call and responseを歌い上げる。
途中、コール・・の時。成ちゃんに抱きつく。顔を摺り寄せる。そのまま、だら〜・・という具合に。成ちゃんによっかかる。ズルズル・・という具合に、宮本成ちゃんからずり落ちた。

ベスト版は26・7・8歳の頃屈折してた時代に作った、未収録の曲が2曲あるからそれ入れるとか・・・「言ってることは変わってないが、その頃は人生80年って言ってたと。今は100年って言ってるから・・」というようなことを言ってた。

去る。アンコールの拍手。再び登場。
宮本、主催者。近藤等則を最上級の誉め言葉で引っ張り出す。近藤氏、「ゴキゲン鳥」で登場。宮本に抱擁。急なアクションに白い歯を見せ、照れる宮本。メンバーも嬉しそう。

ココでもちろん「東京の空」近藤氏のココロのままにトランペット。まるで生き物のようにその存在を主張。宮本もそれに丁寧に答える。でも引かない。宮本の声は富士のスソのハジまで響き渡り、震え、抱かれていた。途中、石君に「まだ?」という感じ石君「まだまだ」と口が言ってた。「ここだよ」と石君ギター。宮本「?」でもそのまま続ける。最高。

近藤氏、退場。その時宮本が「近藤等則さんでした〜」拍手しなさいよ!っていう具合に手を下から盛り上げろ!のリアクション。皆笑って拍手。石君の頭をバシ!さっきのだ。
そして「ガストロンジャー」真っ赤の宮本、バックに富士山とキラキラ星。ガスト。自分。宮本。それだけだった。コンナに近くで、ギュウギュウしてないで、宮本の目ン玉ヒンムイテ、寄り目を見れたのは嬉しかった。またエネルギーを貰った。宮本。かっちょイイ。かっき〜!!!!!。カッチブーだ!!!

エレカシが退場した瞬間、ステージ後ろから花火がドカ〜ン!!スゲー・・。スゴク良かった!成ちゃんが、金髪。石君はますますやせて、トミはカッちょ良さに磨きがかかり、宮本のMCに「ヘへへっ」て具合に笑ってた!!!トミが良く見えたから、スゴク嬉しかった。野音では4人の表情はよく見えなかったから。宮本の目がキラキラ光ってたのは覚えてるんだが。トップに戻る。

2000年7月1日、2日  日比谷野外音楽堂

果たして、宮本の求めるところの「バンドと機械との共棲」は成功したのだろうか?


2000年5月18日 金沢AZ

211番。かなり後ろ。
BGMはイツノマニカクラッシックでなくて、バリバリのロック。心地よい。
エレカシのライブ直前っていうのは何とも言えない高揚感。私を包み込む。

フッと客電が暗くなり、どっと前に押し寄せる客を後ろから眺める。

だらりという具合に4人が現れる。ギターがギャーン!!!とホエル。

ア゛――――!!!っと宮本。客も共鳴。

「so many people」のカウント・・・
「定めなき世の定めだぜ・・かりそめでいい喜びを・・」トミのドラムが脳内ホルモンを刺激する。スイッチが入る感覚。

「ああ・・それでいい今もどかしくても かりそめでいいよろこび・・ウ゛オ゛オ゛――!!!」ってすごい声。
破壊される。
会場が狭いってこともあるけど、イチバン後ろに立ってるのに、そのパワーや存在感に圧倒される。みんな歌っている。このグルーブカン。

そのまま・・「1-2-3-4・・」
「悲しみの果て」
宮本が「余技」と切り捨てた「悲しみの果て」こんな「悲しみの果て」を聴いたのは久し振りだ。体中が楽器になった宮本だ。
宮本は背を向けるなんて事はしない。絶対だ。今はそれをウワマワル武器を手に入れ、覚醒したヒーローにとって、すべてのモノがクリアに見えるんじゃないか・・そんなこと思ってた。大合唱。

「部屋を飾ろう・・コーヒーを飲もう・・花を飾ってくれよ・・いつもの部屋に」
涙が出てきた。

・・・打ち込みのカウント。
「ウッ!・・サンキューみんな・・金沢!・・・イエーようこそ――!!(ギターギャーン)んんん・・コンサートへ・・(ギターをガキガキ)・・O.K.じゃあ・・オレ達のですね・・え・・う〜んんと・・何枚か前のアルバムの・・え〜と・・「明日に向かって走れ!」というあの・・アルバムから1曲・・聴いてください・・ウッ!・・1-2、1-2-3-4!!」

「風に吹かれて」
音が太い。この曲でこんなに重厚な感じは初めてだった。
「さよならさ今日の日よ 昨日までの優しさよ 手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて・・」でまた泣いてしまった。

途中の宮本のギターソロも良かったなァ・・。

カウント・・

宮本がギターでジャカジャカジャカ・・メンバーがそれに加わります。
「甘い・・夢さえッ!!・・男にはア゛ア゛――――――ッ!!!!・・・イエ゛エ゛エ゛エ゛――――!!」
「イエイ!(イエイ!)イエイ!(イエイ!)イエイ!(イエイ!)」

「甘い夢さえも男の子には!!誰よりも光り輝くこともある――!!イエ――!!・・・大きな声じゃ言えないような そんな甘くない夢ほど そう!時には何よりも輝く!!ヘイ!!」
「素晴らしいことほど・・エエ? なぜだろうかEVERYBODY?・・・」

石君のソロで!!石君が前に出てきた〜!!!!!!!!!びっくりした。思わず拍手!!!!
石君が。前に出てきた。

「そうさ、そうさ毎日の暮らしの中に転がってんだよ――!!OH!転がってんだい!!素晴らしいことが・・」
「何よりも輝く・・何よりも輝く・・何よりも輝く・・HEY!!!」

ギターをギャーン!
「みんなこんばんわ、エレファントカシマシです、イエイ!(拍手・歓声)・・・あの・・が小さいですか・・あの・・よくわかんないですけど、言ってる意味が・・O.K.みんな・・・あの・・・え〜・・ね・・え〜・・あの・・金沢っていうとあの・・水田のね・・あの・・あの・・(ワケわかんねえの声)・・(一同爆笑)・・水田があってねえ・・そいであの・・先入観でね・・加賀百万石っていうのあるでしょう?そんだけで、あのびびッ・・ビビッテますからね・・ま、いいんすけどね、あのO.K.じゃみんな最後まで、楽しんでくれイエイ!!・・ブツブツ・・ぶ、ぶ無礼講だからさ・・あの・・」

ギターギャーン!「O.K.今日はあの・・ほんとにね・・あの・・低めの感じのね・・あの今日は良かったですね・・あったかくて・・ね夕日も明るい・・あったかくて・・・ね・・(暑い!!の声)・・あ?あつ、暑い??あれがね、やる前に冷房じゃんじゃん入れてね、なるべく冷やしてから始めんですけどね・・これだけの大人数ですからね・・ええ・・まぁ非常に・・もう〜コミュニケーション取りやすいね、みんな・・盛り上がってくれよ〜!!イエー!!・・んんんんん!!イエー!!(イエイ!)イエー!(イエイ!)イ゛ヤ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛―――!!」

「・・・ね?(笑)・・・・発散して・・ますが・・・・(ギターギャーン)・・・O.K.じゃ夏の・・え〜・・ちょっと、これまた非常に、ん〜・・ホロリとくる・・ま、そんな男の・・歌です!!とりあえず、聴いてくれよ・・(ギターギャーン)」

「今宵の月のように」
今回のツアーからか、宮本が歌い始めて、メンバーが徐々に加わるアレンジのヤツ。これ、スゴク好きです。成ちゃん、トミ、そして石君。と曲はアグレッシブに展開してく。

「ポケットに手を 突っ込んで歩く いつかの電車に乗ってさ いつかの街まで 君の面影 きらりと光る夜空に・・」
「明日もまたどこへ行く 愛を探しに・・行こうぜ!!! 溢れる熱い涙・・」

ギターギャーン・・・
宮本がココロのままに弾く・・「ああ・・んなあああ・・ぬああ〜!!!!」とトコロドコロで叫ぶ。
・・・打ち込みのカウント・・

「ゴッドファーザー」
石君が腰を落としてギターを弾いているようだ。見えません。振り乱れてる頭がやっと見える。
「オレ泣いちゃうよメソメソ〜!!!!!」石君のソロもめちゃくちゃカッコ良かった。
「悲しいよなんか BABY!虚しいよなんか BABY!楽しけりゃいいよBABY!」

「・・・O.K.!・・・O.K.・・・」

打ち込みのカウント・・・

「武蔵野」
トミのドラムの音がよ〜くキコエテ、なんもかんも。
宮本の声の調子が今回はホント良くって、ノビがあって、艶々してて良かった。
その代わり、成ちゃんの音が小さかったかな。

「俺達は確かに生きている・・」

ギターギャーン・・「ぐぐぐぐ・・ぐっど・・もーにんぐ〜イエイ、Everybody!!」ギターギャーン・・・

打ち込み・・ドラム・・

「goodmorning」
曲への先入観はあっとゆうまに吹き飛ばされる。
宮本が魂で絶叫する!!!!!「goodmorning―――――!!!!!!!!!!」

凄かった・・宮本がスゴクカッコ良かった。
前半から、汗だくだった宮本が、照明に照らされて、自ら発光しているようだった。
曲の中盤、テンポが速くなるところも、ライブで見るとどうなるんだろうと思ったけど、非常に良かった。
成ちゃんが、よく見えたんだが、激しかった・・石君はいつもにも増して。

宮本が、ココロのままに弾く・・・トミがそれに合わせる・・成ちゃん、石くん・・・でも、すぐ終わる。

「オンベース高緑成治、成ちゃん!!・・・・あの〜・・え〜・・いつも・・汗をかかないですね・・(成ちゃん、笑いをこらえる)・・・新陳代謝が・・いまいちもう・・かつか・・何・・大丈夫?・・新陳代謝は?・・大丈夫?どうすか?(マイクを成ちゃんに)」

「だいじょうぶっす・・」イエーイ!と客から。しゃべった〜的な驚きの声。

「成ちゃんです、今日もダンディーに決まってます。・・O.K.オンドラムス、富永義之、トミー!!・・」

「ありがとうございます」とトミ、全然見えません。

「・・っから、石森敏行、石くん!!」

ギターギャーン・・

Ladies and Gentlemen!!・・・宮本の声がエコーがかかる・・・歓声!!・・ギターギャーン・・Ladies and Gentlemen!!再び宮本の声がエコーがかかる・・・歓声!!大きな渦となってその中心が宮本へ向かっている・・・・イエー!!(イエイ!)イエー!(イエイ!)
Ladies !!!(キャー!!!!)・・・and・・ Gentlemen!!(ウオオオ〜!!!)

グッ・・good・・morning―――!!!!!

カウント・・・トミのドラム・・
「コール アンド レスポンス」
欲望、生への執着。生きることの果てしない喜び。生命の賛歌!!!

全身から溢れ出す生命のホトバシリを、歌で表現してるこの男。キセキのヒカリをミタ。

「ご承知のことと思いますけれども ここで神の意志を発表します・・・全員死刑です、
イ゛エ゛ア゛ア゛―――――――ッッ!!!」

今が、今しかないということは、クリカエスヒビなど存在しないということは、スゴク怖くて、とても素敵なこと・・(メザスヒカリノサキニアルモノ若しくはパラダイスより)

それは、まるで奇跡だろう。毎日が輝きを放ち、ススミユクミチノソノサキ二アルモノハ・・??

「これからも・・コールアンドレスポンス・・楽しもうぜ・・・楽しもうぜ・・OH YEAH!!!」

アンコール1
ギターギャーン・・
「みんなどうもありがとう、イエイ!!・・・イエー!!(イエイ!)イエー!(イエイ!)」

「・・もう、あの〜・・あれですよ・・あの僕、金沢・・始めて来ましたけど・・あの・・ブツブツ・・この〜ねえ?・・ホントにあれですけど・・ま〜もっとも〜僕はね〜・・あの〜金沢のちょっと、あの全然ゆかりがないわけじゃないんですよ〜皆さんなんか知らないと思いますけれどね、知らないと思いますけどもって言い方も失礼だよね〜すいませんね、こんな話題で・・・僕はあの赤羽の、かつてあの古本屋で泉鏡花のね、全集を、こんな29冊も・・あれをね自転車の荷台に乗せて、あの〜家まで運ぶのに34分くらいかかってるっていうね・・(おお!っと歓声)・・んであのそのあの・・お城が好きですからね、あの大学の中にあの・・え〜っとなんだ石川門だか忘れたけど、重要文化財の門があるってこと知ってんですよ!・・どうですかね?・・それでも知識はあるのそれは・・特にでもあのハジメテッ!つ・・ごめんなさいね、あの〜何て言ってお答えしていいかな・・ま、イイ曲やりますから、どんどん・・」

ギターギャーン・・「ね、あの・・サンキュー・・・O.K.じゃあ情熱の揺れるまなざしという新しい曲です。男稼業フル稼働イエイ!!!」

「情熱の揺れるまなざし」
これも、こっちが想像してるのと、全然違った。爆発的な歌唱力で、私の全身を包み込む。
ギター持ってたけど、全く弾かなかった。そっちの方がいい。

「一瞬先は闇の人生と 楽天的な強い欲望と・・」
「あんたダサすぎるぜ〜!!!ダサすぎるぜ〜!!世間様あんた、ダサすぎるぜ〜!!」

ギターギャーン・
「soul rescue」
流れるように次から次へとこちらの意思などオカマイナシだ。宮本の表現する全ての事に、ただ翻弄される。
「誰に遠慮してるんだろう・・力なき君の切なさよ ああ我らに大切なものは・・力への飽くなき意志と欲望!!」

「・・アイツラガヨ アタラシイドウトクガ オレタチノセイジツトゼツボウノトウソウノケッカキズキアゲラレルコトヲヨ シッテカシラヌカ シランカオデサ・・シラネエ・・アア?イソゲ・・モットモット・・チカラヲツケヨウゼチカラヲ・・オイ?アア?ソイデサ・・ソレデヨ・・エエ?・・」

「サンキュー・・」

アンコール2
係員から「出してあげて、周りのヒト助けてあげて!通してあげて!!」と声がかかる。体調が悪くなったヒトがいたみたい。その中メンバー再登場。ちょっとした空間。宮本もその雰囲気を感じてる。

「具合悪くなりましたね・・大丈夫?・・大丈夫?(心配そうに)・・ちょっと休憩しようか?あの〜・・」
水かけて〜!!の声に水をぶちまける。「大丈夫?圧迫感が、・・死んじゃったら、災難でしょ?・・楽しいコンサートで・・大丈夫?ね・・ハイハイ・・誕生日って?何いってんの?個人的なこと・・そういうのはやっぱ〜・・ね、O.K.じゃ、俺達の古い曲で、ちょ、この、あの、眩しいですけどもね、じゃ、あのオレ達のちょっと古い曲を「ココロに花を」から・・聴いてください」

「ちょっと、チューニングします・・・・・・あ、ああ暑いですか?・・・今日はあのだってオレは水・・かぶってないのにこれだもんね・・いいんすけどね、別に・・ライブハウスのイイトコですけどね・・・・O.K.・・ごめんなさい、もうちょっとやらせてください。・・このギターも随分ね・・・使ってるからさ・・あの・・チューニング狂うようになっちゃったからね・・あの佐久間さんとオレ前さ〜・・作ってもらったんだけどその特上のイイトコロの・・したらねチューニングが狂わないんだよね・・やっぱね・・それでよく投げたりとかしてるうちに・・お袋に止められてるんですけども・・「投げるな」って・・・」

「O.K.ごめんなさい。おまたせしました。・・・・OH YEAH!・・・」

「OH YEAH!(ココロに花を)」
泣けてきた。このアルバムでも1等星の曲。
「Yes 終わらないぜ 時間はまだまだある Yes!!愛するため生きていこう・・」って宮本が歌うんだ。

久し振りに聴いたけど、良かったな。

多分、ギターの調子がおかしくなった。最後弾かなかった。音を確認して、結局ギターを外した。ギターの調子が良かったら、きっとまだやったと思う。残念。

「O.K.ガストロンジャー・・・・O.K.石森敏行、石くんでした〜イエイ!!!」

石君の首をぐわっとうででやって、マイクを石君に向ける宮本。私もヒトを掻き分けて、前に押し寄せている塊のイチバン後ろまで出て行く。

「ア、アイアムアチャッンピオンッッ!!」という石君。おかしくって爆笑してしまう。
「ごめんなさいね〜・・インディーズみたいなことしてね・・ほんとに・・O.K.・・どうでしょうね、これ・・緊張感がない・・こんな感じで・・お送りしてますけども・・・」

「ガストロンジャー」
この切り換えしったらないね。アイアムアチャンピオンって言わせてたヒトが、

「我々が受け継いだのは豊かさとドッチラケだよ・・お前!!あああ??」

何度聴いても、何度でも破壊される、何度でも吹っ飛ばされて、抱き起こされて、生きてることを確認するよ。ヒトリガッツして、「OH〜!!!!」と叫ぶ自分。

サウンドが全身に叩きつけられ、洗い流されていく。

「サンキュー・・」とマイクがガキっとなり、終了。

金沢の夜にヒカリカガヤク宮本の声。
その姿はまるで、キセキ。そう思わないか?

何度でもライブに足を運ぶのは、きっとこのキセキに触れたいからだ。
再演なんてコトバはエレカシのライブに存在しない。毎回、そこにはキセキがあるのだから。
(2000/5/23)トップに戻る。

2000年4月29日 渋谷タワーレコード B1 
「インストアライブ+トーク+マルヒ」

ゴミから

タワーレコードのインストアライブ、行きました。

東芝EMIのなんとかさんが「皆さんはほんっとにラッキーな人たちだ」的な事を言った後、「しばし待たれよ」とクラッシック。客電が消え、宮本以外の3人が登場。一気に興奮度200%
カウント・・「ガストロンジャー」のイントロ・・ダラリと宮本が現われる。・・「お前、正直言って・・」私は両手ガッツ!!「破壊されんだよ、ダメなモンはゼンブ・・OH〜!!」で、ガッツ!!も〜これは・・なんだろう・・何があるんだろう・・細胞ヒトツヒトツが光速で反応してる。そんな自分がアタマの片隅で冷静さをギリギリ保ってる。
途中のば〜っと話すとこも、何だかすごい喋ってた。石君のTシャツウシロをめくってアタマに被せてた。
ガストが終わったら、すぐに3人は帰ってしまう・・え??コレで終わり??う〜ん・・もうちょっと新曲をやって欲しかったなァ・・だって「インストアライブ」じゃないですか。宮本が残って話しをする。昨日は水戸に車で行ったとか・・・。

アコギを持ちます。アコギで「武蔵野」打ち込みあり。「東京はさ〜・・!!」とか途中MCっぽい機関銃のようなのをば〜っと喋ってた。その後、客のリクエストに急遽(って感じで)答える。
「sweet memory」と言われ、「あ〜そんな歌もありましたね・・」とやる。「戦う男」もリクエストされ、「あれは、難しいから、急にできない・・(石君に助けを求めるように(石君は引っ込んで見えないんだが))」と言いつつもやる。こんなもんですか?でブーイング。もっとやれ〜。「珍奇男」がホウボウからかかる(私も叫んだんだけど、1回)。やる。ゼンブ、途中までやってやめる。
「誰かのささやき」とか「ふわふわ」の声もあったけど、「あれは、ツアーでやってるから(「誰かの・・」が)」とか、「そんな曲もありましたね(ふわふわが)でもあれは廃盤になった」とか言ってたような・・
んで、時間がきたみたいです、てなこと言って、引っ込んだ後、会場に「コールアンドレスポンス」のPV。

トークのコーナー。相手は、なななななんんとお!!山崎洋一郎!!
フラーっと出てくる山崎氏。髪の毛が・・。宮本が落ち着くまで山崎氏1人で時間を繋ぐ。
「このアルバムはスゲーロックなんだ」とか「エレカシはニッポンのロックが今元気だとか、自分も言ってるけど、エレカシはその中でも飛び抜けてスゲーんだ」みたいなべた褒めをしてた。嬉しそうだった。

宮本氏再び登場。2人で話す。この変わりようなんだ?昔はお茶飲めとか、言ってたな。とか、でも宮本が21で山崎氏が23、4とかその頃からあんまり変わってないよねとか、ロックの話とか振っても昔は話してくんなかったから、寂しかった(山崎氏が)とか。
でもそのうち宮本が立ちあがってコッチ向いて、こういうライブ(ゲリラ的な)もやりたい。やっちゃおうかな・・だとか、夏に近藤氏の「富士山キレイにしようフェス」に出てくれとか言われたとか言ってて。質問コーナーみたくなって、「ドラマにでんの?」とか「インターネットすんの?」とかいうのにも答えてた。で、「ガストロンジャーはいい曲だ」ってなって、ではサイナラ。となる。あんま憶えてない。思い出したらまた書きます。

んで、お待ちかね〜ってことで、メンバーと握手。私は後ろから数番目で、もうほとんどいなくて、スゴク緊張した。椅子に座って長い机があった。でもメンバーを目の前にしたら緊張を通り越して、無我の境地みたくなってしまい、ドキドキも消えていた。

1番はトミだった。すっと手を出したら、目をしっかり見てくれて、スゴク・・グワガッ!!!って力強く握ってくれた。ビックリした。うわ〜めちゃくちゃかっこいい。これが・・・上腕二等筋だ〜!!!と腕をじ〜っとみた。

自分の時計を出して「これ、触ってもらえますか?」という。するとトミ、出した時計をじ〜っと見ている・・この時スゴクかわいかった。その横で、成ちゃんもじ〜っと見てる。2人でじっと私の時計を凝視してる。
「いや・・見るんじゃなくて、触って欲しいんです」という。あ!そうなんだ。という具合で人差し指でピッ!ットサワッテもらう。
成ちゃん。ニコニコ君でニギニギ。としてくれる。うわ〜・・髪の毛伸びたんだな〜とじっと見る。ウシロの髪が伸びてる〜と思う。同じく時計を人差し指でピッ!っとしてもらう。
石君。ウツムキカゲンだったけど、手を出したらパッとコッチを見てキラキラン・・ってサワヤカ君。うわ〜これが宮本にイチバン近い人。宮本のことをイチバン好きな人だ。とじっと見る。色が白い。細い。石君も人差し指でピッ!と触る。

サイゴに宮本。前にいた人がのど飴を渡しつつ何か話してて、そっちの方を見ながら私の手を握ってて(その横顔が!!!めちゃくちゃキレイ。ウツクシイ。コノヒトの横顔がダイスキッ子なんで)・・
うわぁ!ナンテホソイ指!!!!!!しかも柔らかい!!!しかも、しろ〜い!!!!しかもあったかい!!!ガクガクと膝が笑う。・・・・話を終わった宮本。こっちをみる、営業スマイルのニコニコ君。営業か〜・・でもうれしい。目の奥にキラキラ星が見えた。スターだ。慌てて「スイマセン、コレ、触ってもらっていいいいイイですか?」という。「あ。はいはい」とぐわ〜っとニギニギを繰り返してくれた。
メンバー3人が人差し指1本だったのに、宮本だけは時計をぐっと握ってくれたんです。後半だったので、かなり疲れてるようだったけど、4人は嫌な顔せず、非常に温かくファンに接してるように見えました。そして出口でサイン色紙を頂く。
今回、トミのカッコ良さを再認識しました。すごくかっちょいい。くっそ〜!!!めちゃくちゃかっき〜!!!!!!!!トミーズに入ってて、良かった。ホントにトミカッコよくって、タワレコの外でホワホワホワ〜ン・・・てさっきみた「トミメモリー」を何度も再生して、ニタニタしてしまう。宮本の手の細さと、トミのグワガッ!!っていう手の感触が今も残ってます。トップに戻る。

2000年4月25日 神戸チキンジョージ  17:00開演。
ojigis工事中。
感想程度のものがゴミにあります。


2000年4月4日 渋谷タワーレコード B1ライブ 「PHANTOM」

ゴミから

PHANTOM観覧、行ってきました。
「soul rescue」「so many people」「武蔵野」「コール アンド レスポンス」「ガストロンジャー」だった。

真ん中へんの前から2番目。CM中に、何の紹介も無く、いきなりフラ〜っと4人がステージに来たのでびっくりした。
始まる前、宮本がシャツの3っつ目のボタンを外すか、つけるか迷ったらしく、石君に聞いて、判断してもらってるところが笑えた。あとはなんだかやっぱり・・前の方ってその勢い、というのか、宮本が近すぎて記憶が無い。ぐわ〜っとなってしまって。成ちゃん見えなかったしなぁ。だからあんましレポとかもできない。「ガストロンジャー」はやっぱり最高ですなぁ・・。

新曲の「武蔵野」はやっぱりポニキャニ時代をホウフツさせるけど、全然違う感じのムシロ・・2とか3のような、5みたいな「東京の空」のような・・いや・・でもやっぱりアタラシイ曲。
「コール アンド レスポンス」はクアトロでの衝撃でかなりやられたけど、今回はじっくりと聴けた(嘘だけど)、PVも途中で見れた。やっぱり、ライブで聴くのとは全然違う。全然違う。ホントに全然。オールバックのメンバーを前にワッカのようなマイクで宮本が「全員死刑です・・」とポツリと言う。MIBみたい。かっちょいい。

ガスマスクを被ってる宮本。草むらを歩く・・最後もピストルでアタマを撃たれる宮本。撃ったのは宮本。モノトーンっぽい映像も、スローで動く被写体も、最高。数回その場で見た。
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2000年3月30日 渋谷クアトロ 19:00開演。


武道館以来の公式(?)ライブ。渋谷クアトロで、新曲達を聴けるという幸運に恵まれた。
年末に発売されたシングル「ガストロンジャー」以降のエレカシ、宮本が創り出す音楽、そこに込められたメッセージ、精神、存在感を私は少しも逃したくない。4月後半に発売予定の「good morning」がどんな感じになっているのか・・・胸が踊る。

会場は18:00〜、スデに客入りは始まっていた。私は811。1000人程度のライブハウスだとすれば、かなり後ろのほうだ。
入るともう、そこは人の山。私は入り口付近に立っていた。またもやクラッシック。いいぞ〜・・・このワクワクした気持ちを落ち着かせるのは無理というものだ。

19:00過ぎ。
シバラクして、4人はダラリと現れた。会場が一気に熱気に包まれる。
キレイな横顔の宮本・・ギターを下げる。「so many people」のカウントが始まる。

「・・定めなき夜の定めだぜ・・・」宮本の声は上々。すごくいい感じ。調子が良いみたい。
時々、トミのドラムが走るような感じがしたけど、「EVERYBODY!!!」と宮本が一掃し、1つに練り上げていく。

そのまま
「悲しみの果て」感嘆の声。悲しみの果てが2曲目。宮本はやっぱり、この歌を選ぶんだなぁ・・
「部屋を飾ろう コーヒーを飲もう 花を飾ってくれよ いつもの部屋に」ここの歌い方が、すごく良かった。いつもの歌い方と違った。なんか知らんがもう、ここで涙が出た。いつもはアンコールで歌うけど、今回は前半だったし、声の調子も良かったので、キレイだった。

カウントが入りながら・・
「OK・・・WO!こんばんわ〜エレファントカシマシです、イエイ!!!・・・・1-2-1-2-3!HO!!」ってはじまった曲はなんと
「風に吹かれて」だった。また違うアレンジしてる。トミのドラムが良くキコエマス。
宮本のギターソロ。ナンダコレすごくカッちょいい。そんでやっぱり宮本の声が一等星のごとく輝く
「さよならさ今日の日よ 昨日までのやさしさよ 手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて見なれてる この部屋も・・」
終わり方も、すごく良かった。

宮本がギターでガキーンとする。
「OK!・・・イエイ!(イエーイ)イエイ!(イエーイ)イエイ!(イエーイ)HO!!・・」
って言ってるうちになんかまた打ち込みのカウント。「HEY!HEY!HEY!・・」
そのリズムに合わせて宮本が手拍子。客もつられます。

ギターでジャカジャカ・・
「いつまでそうして意地を張るのさ・・」え〜!!!!!!!
「誰かのささやき」だった。

久し振りに聴いたような気もする。そして、それより何よりも、宮本がバンドに打ち込みを積極的に取り入れようとしている姿勢が嬉しかった。メンバーも宮本の要求に200%の力で答える。あの目を見てみればそう思わずにはいられない。

「サンキュー!!!!」

「あの〜こんばんわ〜え〜ズイブン長い事ね、僕ら、レコーディングやっちゃってね、あの〜ま実際の話もう〜この、極端に言うとねもう1年、いや2年、若しくは3年、4年、5年、レコーディングやってきましたからね、もうね、極端に言っちゃうとね・・極端過ぎますね・・極端な話ね・・大丈夫ですか?前の、あの、圧迫感がね、かなりあの、押し寄せてきますから、ホントに、ええ、・・・・ホ―――――!!!!
ミエマズカ〜!!!!!!・・・・
この〜この〜おっさん(石君)のヒカリアタマまで見えちゃってますからね〜・・実際に・・だいぶもう・・この前、プロモーションビデオの撮影で、あの〜オールバックにしたらあの・・タモリみたいになっちゃってましたからね・・ええ〜・・いいんですけれども・・構わないですね、年齢の問題ですから、ええ、極端な話です、けれども・・・・そうです・・OK、オンベース高緑成治、成ちゃん・・っから、オンドラムス、トミ富永ね、富永義之、イエイ!・・それからギター、石君、石森敏行!!・・・季節、季節、季節でルックスが変わりますね?またね、知的な・・知的な感じになりましたね・・ちょっと似てきたような気もしますね、最近ね・・意識してますね。黒いシャツ着てますしね・・」

「OK、みんな、最後まで楽しんでくれ〜!オーイエ〜!!!」

ギターガキーン・・

「OK、じゃこの曲を届けよう・・」
「今宵の月のように」
「く〜だらねえとつぶやいて・・」宮本のソロから、徐々にメンバーが加わる構成で、一気に曲がパワーアップする。

「明日もまたどこへ行く愛を探しに行こうぜ!!」

最後、宮本が絶叫。「イ゛エ゛エ゛エ゛ア゛ア゛ア゛――――――!!!」

そのまま、また宮本ココロのままにギターを弾く。随分長い。今宵から一転、真っ黒いドロドロしたものに包まれたような。

そして、バリバリガリガリの打ち込み。かなり早いリズム。
再び宮本は吠える。「イ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛ア゛ア゛ア゛――――――!!!」

「新曲1」
唸るように宮本が歌う。
「・・悲しいよなんかBABY!!虚しいよなんかBABY!!楽しけりゃいいよBABY!・・」

石君が髪の毛振り乱してギターを弾いてる。成ちゃんは淡々とリズムを刻む(髪振り乱して)。トミのドラムがこの曲の中心にいる宮本の真後ろにいる。トミのドラムが私にガツガツ響く。

「新曲2」(多分、武蔵野)
トミのカウント。
またこれは・・ぐっときた〜!!!
「・・・東京はかつて 霧と川の地平線・・・」「武蔵野の 坂の上歩いた・・ そう遠い幻・・遠い幻・・」
「悲しい気分じゃないけれど ニヒルなフリして笑う男の 電車にガタゴト揺られてたら まるで夢のように蘇る・・」

「・・・あなたの優しい歌も全部 幻・・そんなこたぁねえか・・」

これまた私の宝物になります。

トミのドラム・・宮本がそれに合わせます。

「OK・・シングル曲に入っている「武蔵野」という曲をお届けしました。」
って言い終わるか言い終わらないかって時に仕込みの宮本の声、
              「Ladies and Gentlemen!!goodmorning―――!!!!!」

そのまま、また打ち込みカウント。トミが??と思ったが、宮本が歌い出した。
1フレーズ歌って、やっぱり止めた。トミをギラリと睨む。こちらを見て何も言わずにジッとしてる。イライラ・・この瞬間がイチバン好きだった。この緊張感がホントに好きです。
「・・すいません・・」
「・・え〜・・・(頑張れ!の声)・・頑張れって言うなよ人に・・オメーこそ頑張れこのやろう・・うるせ、バカ!!・・あのあんまり頑張れって言われると・・あのゴメンね・・気持ちは・・伝わりましたから・・・・(石君誕生日オメデトウの声)・・俺の誕生日・・お前・・どうなんだ・・極端な話・・はい・・え〜じゃぁ〜・・コール アンド レスポンスという曲を・・・」

「新曲3」(コール アンド レスポンス)
再び、打ち込みカウント。トミのドラムは冴え切ってます。
「生命!そうスペーシー 涙流れてても 生活!俺の生活よ!毎日続いてるけど・・」
「日本の生命OH〜世間の生命OH〜コール アンド レスポンス〜OH〜生命!死刑宣告!!」
石君のギターが耳をツキヌケル。トミのドラムがモルヒネとなる。成ちゃんのベースが全細胞を刺激する。真っ白な照明のなかで、宮本が絶叫する!!!
 「皆さん、え〜御承知のこととは思いますけれども、ここで神の意思を発表させていただきます!・・・発表します!!・・全員死刑です!!!イ゛エ゛エ゛エ゛エ゛ア゛ア゛ア゛ア゛―――――――!!!!!!」
ああ!!コレだよ、エレファントカシマシすなわち、宮本だ!!ギターを外し、床に叩きつける。ぶっ壊れる。
ステージ上の宮本は水を得た魚。そして決して止まる事のない回遊魚だ。止まったらこの人は死ぬんだろう。

「サンキュー」でマイクがガきっとなる。

アンコール1

「暑いですね・・暑いやんなぁ・・じきしょうな話・・」

「soul rescue」
宮本「傀儡な宗教家、冗談じゃねぇや!!!」ギターが走る。走りまくってる。
「我らに勇気を!!!勇気を!!!勇気を!!!」と何度も叫ぶ。「・・ちきしょう・・勝とうぜ!EVERYBODY!勝とうぜ!!」
「オイ!アイツラガオマエナ・・アタラシイ・・ドウトクガオマエ、オレタチノゼツボウト、トウソウノケッカキズキアゲラレルコトヲ シッテンダロ?オイ?シッテンダシラヌカシランカオジャネエカ・・シランカオジャネエカ・・オマエ・・アア??イソゲ・・モットモットチカラヲツケヨウゼ・・ソシテ・・」で、バンバンバン!バ〜ン!!って終わるかと思ったら、最後に絶叫。
「イ゛エ゛エ゛エ゛エ゛ア゛ア゛ア゛ア゛―――――――!!!!!!」かっちょいい。

「イエイ!(イエイ!)イエイ!(イエイ!)イエイ!(イエイ!)・・心臓に悪い・・OK、じゃ、ガストロンジャー・・」
「ガストロンジャー」
・・こ〜れは・・スゲ〜!!!!!!!!!こんな「ガストロンジャー」見せられたら、もう〜血管ブチキレマス。宮本のテンションとトキオリキコエル無機質な打ち込みが興奮を倍増させる!!!!!!!!
トミのドラムがそれをぶっ壊す。成ちゃんのベースがこれを拾い集める。石君のギターが酸素を補給する。
今まで何回聴いてきたんだろう・・そんなものは薄っぺらだ。毎回聴いて、毎回破壊される。宮本の声の前で私はあまりにも無力だ。私のまっさらな脳はシナプスを再び動かさねばならず、そして、ミトコンドリアが活性化。血液は上昇し、脚は震える。毎回生まれ変わる細胞組織。

「胸を張ってさ!!!胸を張ってさ!!!胸を張ってさ!!!」

「サンキュー・・」再び、マイクガキッ!!シャツを放り投げる・・ムムム・・カッコ良すぎ。

アンコール2
ズボンを見せながら。
「皮(皮パン)だから暑いね・・あのね・・暑いって・・この・・ベタついちゃうんだよね・・いつもはあの〜・・もうちょっと・・脱ぐにも脱げないっていうこれが・・暑いんだよね・・」

「デーデ」
うわ〜・・アンコールでデーデ。今回古い曲がほとんどなくって、ビックリした。デーデ。
いつもやってる曲だけに、今回ここで聴けてびっくり。
「金がありゃいいんだよ!!!」「ちきしょ〜!!金があるじゃないか 金があればいい しゃれになんねえよ・・」

「じゃぁ・・もう一曲行こう」

「え〜オンベース高緑成治、成ちゃん・・(成ちゃんが「ども!!」・・馴れてきてる。良いです良いです)オンドラムス、富永義之、トミ富永、石森敏行!!石君!・・・OK、じゃ合唱しよう。・・・(またごもごもと、わけわからん事を言う)・・極端な話・・またあの・・随分レコーディングいっぱいしちゃて、のびちゃってごめんなさいね。ホントにね・・レコード会社サンごめんなさい。予算も・・予算も全部使っちゃったみたいだし・・ブツブツブツブツ(と言ってた)OK・・星降る夜に・・・」

「星の降るような夜に」
大合唱。
石君に近づいて、肩を組んだ。これは良し良し・・と見てた。したら・・・そのあと、なんと宮本、成ちゃんに近づいた。おおおおおお。肩を組んだ!!!!!!!この光景をどれほど待ってた???うわ〜・・。

「坂を登りゃ 東京の! 眺めのいい オレの! 秘蔵の場所 あ〜どこまで行ける 歩こうぜ!歩こうぜ!歩こうぜ!!」

「サンキューど〜もありがとう・・」

マイクガキッとなって、終了。

あっという間の1時間。新曲達がココロのアタラシイ一等星となり、輝きはじめる。このヒカリはケシテ消えない。
星の降るような夜に一斉に輝くココロの一等星タチ。
その思いを噛み締めるように、アンコールの拍手のなかで私は立ち尽くしていた。(2000/4/3)トップに戻る。

2000年2月20日 HEY!HEY!HEY!についにエレファントカシマシ出演!その観覧に行ってきました。

メンドクサイので、ゴミに書いていた感想を載せます。
 
HEY!HEY!HEY!の収録に行った。この間のガストロンジャーに比べたら、3曲もやったから、寒い雨の中待った甲斐もあった。宮本は終始機嫌が良く、ニコニコ君だった。後の収録のトークが楽しみだ〜って感じした。全員がクロだった。

「so many people」「今宵の月のように」「ガストロンジャー」だった。ソーメニーは歌い出しが失敗したように見えた。「ん?」という宮本が顔してた。カウントが聞き取りにくかったよう。126番でウシロの方だったので(電話予約の時、2時くらいに4.5回鳴らして取ったので、気合が足りないのかも)、自分は真ん中へんで見てたが、気が付くと真ん中の前から2番目にいた。かなり前で見れたし、メンバー全員が見えたので、とても良かった。石くんは髪の毛がさっぱりしてた。成ちゃんはカッコ良かった、トミをマジカに見れたのは名古屋以来だったので、嬉しかった。いつもより余計に見てしまった。笑ってた。宮本しか覚えてないというのが正直な話だが。

石くんは宮本にギターを掴まれ、叩き落されていた。レスポール・・そして水をぶっ掛けられていた・・でもやっぱり、嬉しそうだった。ユネスコ村はどれなんだ?
今宵・・は「プロデューサーに捧げます・・もちろん皆さんにも捧げますよ」と言ってた。
スタッフにサービスしたかったのかなと思った。コレやれば喜んでもらえます?みたいなの。いえいえ・・最高ですよ。アドリブもきいてて。今宵の時に上着脱いでTシャツになったか?

ガストはこりゃ、近くで見れば見るほど、スゴイなぁ・・
「おれぁもう死んだっていいんだ・・・死んじゃだめですね・・・死んじゃだめです。」と歌ってた。
途中ステージから降りて客の横を通っていたようだった。私からは見えなかったが。宮本は細いなぁ。カッコイイなぁ・・髪の毛がサラサラしてるなぁ・・と思ってる間に終わってしまった。
「イエイ!イエイ!イエイ〜!」と客とのボルテージも最高潮だったので、宮本はまだやりたそうに見えた。でも座りトークあるし・・やめたっていう感じした。花男やってくれ〜!と叫んだがダメだった。
放送は3月6日。楽しみだ〜!!「ライブ行きたい」が少しだけど叶えられた。エレカシライブはいいなぁ。ライブだよ・・うう・・コレからのライブは是非ミニイキタイ。(2000/2/20)トップに戻る。

2000年1月4日 日本武道館 6:30開演。
3日の夜から4日の武道館に行くまでの間というのはなんだか幸せな時間だった。
昨日のライブが「やはり良かった!!」という感じで、蒲団の中でしばし昨日の事を回想し、満足し、
「今日コレから行くんだ!」というワクワクがごちゃごちゃになって、ニタニタした。
後ろを振り返っても前を見てもライブに挟まれてる時間。野音以来の至福の時間・・。
コレくらいは許されるだろ。
2日目。再び九段下へ。武道館は逃げない。

席はアリーナ席のJ153。昨日よりも石君側にスライドする格好になる。後ろ・左側は通路だ。
見えなくなりそうならジリジリと移動してしまおう・・クラシック・・。

6:30から数分後、再び宮本はやってきた・・。
1 soul rescue
2 so many people
3 デーデ
4 星の砂
5 真冬のロマンチック
6 シャララ
7 弾き語り
8 珍奇男
9 真夜中のヒーロー
10 ゴクロウサン
11 花男
アンコール1
12 奴隷天国
13 男餓鬼道空っ風
14 やさしさ
15 てって
16 ファイティングマン
アンコール2
17 ガストロンジャー
「soul rescue」
ココロのままに弾くところも、声も。全て良い。トミのドラム・・成ちゃんのベース、石君のギター・・。
激烈ロックツアーの最終日の幕開けに相応しい。
「アイツラ・・アタラシイドウトクガ・・オレタチノ セイジツトゼツボウノトウソウノケッカ キズキアゲラレルコトヲ シッテカシラヌカ シランカオジャネエカ シランカオジャネエカ・・アァ?・・ボクラハフマンダヨ・・・
モットモットチカラヲツケヨウゼ・・・・ソシテ・・・・」

「so many people」
この流れが好きだ〜・・。石君が昨日よりも良く見える・・。ああ、そんなことは考えられない・・この音の中で何も考えられない。宮本が叫ぶ、歌う・・「あらゆる挫折と輝きの メクルメク世界へ〜よ〜こそ〜!!!」涙が出てくる・・泣けてくる・・この曲に関わる全てのモノに泣けてきた。新曲がイイ!!打ち込みの音がまたいい。ガストと同じように、CDではもっと淡々とした打ち込みなんだろうか・・楽しみ。

「 デーデ」
そのまま、トミのカウントでデーデへ。「YEAH!」と数回コール&レスポンス。
「1.2.1―2―3―4!」と気持ち良く石君のギターに入りたかったが、その前に石君が先走ってしまった。
睨む宮本・・「間抜け・・」
宮本が躍る!!!「友達なんか要らないさ!金があればいい!!!」

「星の砂」
「Everybody!聴いてくれ!星の砂!!」「星の砂」踊り。宮本もトキオリやります。ガムテープを石君の口にくっつけた。
さっきのミスの罰か。スグに剥がしてあげる。石君、昨日に引き続き、気合入ってます。
「オ゛ーじのずな!!!」です!いいね〜。
「星の砂!!日の丸〜!!アアアア―――!!!!」

「サンキュー・・星の砂でした・・いや・・エレファントカシマシです!イエイ!!!・・お集まりに・・良き日に・・最後までもう・・
あの・・酒呑んでイイですから・・盛り上がって、無礼講で・・ど―――――んと盛り上がってくれ!!イエイ!!・・・

・・・・明けまして・・おめでとうございますって言ってますね・・聞えますよ・・」ギャーンとギター。

・・・O.K.じゃあ、ここでですね、え〜あの・・冬のテーマソングといってもいいですね、あの日本のね、
あのみんな知っていると言われています、日本の・・アメリカとか、も〜ヨーロッパとかに行っても全員知っているという・・全然面白くないですね。あの〜「真冬のロマンチック」という・・冬のテーマソングをね、皆さん聴いてください・・・・」

「ま、いいもんですよね?・・あの〜・・レコードとかあの〜・・CDとか色々、夜になってこう・・寒い時に部屋〜あったかくてさ・・なんかその冬の風物詩的なネ、寒さを・・・も〜チョット厳しくなった方がね、コレこの前雪国で言っちゃったら、コレ大失敗しましたけどね、寒いとこで、良かったですね〜あ〜っつ、が雪が無くなっちゃって、東京はつまんないなんて言っちゃいますと、あの札幌のヒトなんてホント怒っちゃいますからねあれ・・・・またホントに雪国ってのは・・あの、きび・・厳しさが僕らの想像を絶するところがあるんでしょうから、もちろんね!僕なんかが、呑気だから、部屋ン中で、冬の時に、部屋あったかくして、レコードなんか聴くのが非常に好きでしたけど、そういう・・「真冬のロマンチック」っていう曲を聴いてください・・・」

「真冬のロマンチック」
「OH〜冬です!! HO!!」「・・全部忘れちまった・・全部すっ飛んじまった・・冬枯れ木枯しこうなりゃみんなで昇天さ・・」
ああ・・いい歌だ。

「O.K.じゃぁ今年も・・もうセイレキ(?)始まったんだし、スタートの・・もう沢山・・良い事があると良い!良いけども、ま、日々の生活の・・なかなかコレはまた、上手くいかないことも、ひとつありますから、乗り越えて、またど――――んといきましょう!!ど――――んと!!!!・・ね?・・出来る、できる限りのど――――んとですよ!無理しない!ね、あの・・車のメンテナンスと一緒で・・僕らあの18年来ね、あの〜病院のホラ、人間の、会社とか行ってるとやるでしょ?1年に、健康診断・・やんないからね・・車の、そんなオイル交換とかばっか考えてね、たまには病院の、ま、こりゃ変な話じゃなくってよ!!あの・・前の日に、非常にもう、メンテナンスなんかしまして、しつつ!!また楽しい1年になると、良いですね!皆さんね!!・・・」

「シャララ」
宮本の「HAI!!!」ではじまった「シャララ」宮本のギターがいい。
「やることがない・・」のところ、歌ってる人もいる。宮本の声のみに集中。すると・・宮本の声しか聞えなくなるんですね〜
自分の耳なのに不思議だ。
「シャララ・・シャララ・・静かに過ぎ行く身を削る・・シャララ、シャララ・・」途中、宮本チューニングしながら歌う。
「・・・そうオレは・・ファミコンやってさ〜・・そう、車の運転して、イエイ!・・・・アア・・イエイイエイエイエ・・楽しく・・未来を・・望みながら・・YEAH!・・」

アコギに替えて。ソッキョウの弾き語り。
「キミタチの毎日・・そう・・OH YEAH・・よく分からないけれど・・みんな・・カイ(?)を・・深いカイリを・・求めてそう・・ああ明日も・・良き1日でありますように・・」

ギターポローン・・。

「ま〜どうなんですかね?・・あの〜昔ね・・あの、まいいや・・(言ってよ!!の声)

・・いやいや今自分でね、ほら前、コロッケっていたのコロッケって。あのヒトは物真似してる時ホラ、ちあきなおみの物真似とかするヒトなんかいるんですよ、あのヒト物真似してる時はさ、「あなな!!(物真似)」ってすごいんですけど、喋り出すと急に素になるんですよね、僕はテレビでしか知らないですけど、ちょっと・・あの、よく知らないんですけどね、みんなコロッケって・・野口五郎とか・・あと・・そういうのする人なんですけど・・ま、知ってたからって別にどうってこと無いですけどね、あんなの・・テレビでしかしらないですけど・・・」ギターポローン・・。

「いや、ホントにね、ま、正月早々、話すようね内容じゃないかもしれないんですけどね、ホレ!!・・お、おお〜オレは33ですけども、今年34になっちゃいますからね・・(拍手)

・・お!な、なんで拍手すんだ?!・・ま、いいっすけどね・・30.50.60・・ま、最低でも我々ね、世の中が、ま、地球が爆発しない限りはね、ま、90.100までもね、生きていくわけですからね、どう・・こう見てみるとですね、ま、34、そすと、60年は生きるちゅうことになりますからね、こりゃ・・・つまんねえなぁ・・・・皆さんも、なかなか大変だよね、これね?大変とか、その場その場でね、こう見出してね、非常に強い意志を持って、強い意識、ま最終的にはま、あの〜許せる範囲の己の云々・・。

ま〜ものを通すってのもね〜また・・あの、毛沢東みたいに通し過ぎちゃう人もいますからね、そういうこともありますから、あの〜スゴイこりゃ別格なんでしょうけども、

やはり・・ただ、非常にこの・・僕なんかホラ、バンドのメンバーとさ、あの〜要するに大人になっちゃうとさ、会社の要するにこういう、仕事の仲間とさ、結び付く時間が多いでしょ?結び付くっていうか・・結局ホラ!オフになったりとか、で僕は免許とったじゃない?そうすっと仲間だとホレ、許されたりとか、あとは、僕が言ってることが通ったりとか友達同志だったりとかするとさ、内輪ウケになったりするじゃないですか?友達だとさ、「あららららら!!」なんつってさ、

ところがさ!表行って、ホラ車なんか乗ってますと、道路出るとさ、老若男女、ホント運転の上手い人も、下手な人も、ま、僕みたいに初心者も、もう色んな人がごっちゃごちゃでしょ?そんな中で車乗っててね、あの〜あの〜急にこう・・あの〜「意志の疎通」っていうのは難しいですよ車ってのは。

・・あの〜「えうう・・何言ってんだ?オイ!その顔で何言ってんだ!」なんつっても通じませんねからね、そうなるとね、必要以上に堅くなっちゃってね、こう、要するに僕はあの・・入れてもらおうとするんですよホラ、車線変更とか・・そすっとね、こんなんなって(何度も手を振って合図するマネ)・・ぴぴ!っとね。ハザードとか・・点けたりなんかして・・

なかなかコミニケーション、だから非常に、車社会ってのは、世界が広がってね、すごくいいやみたいな、も〜色んな世界があるんだなってことをね、改めて痛感してね、だからね、なんかこう・・習い事とかやるってのはひとつ己の、あの改めて知るっていうかね、あの〜小学校の時にあの〜池袋のスケートセンターで・・スケートやってた時のね、記憶がよみがえっちゃった。なんでコイツは毎日・・この・・スケートやってんだっていうオヤジがいましてね・・上手いんだよ、もう・・

車なんかも非常にマニアックでいろんな世界があらぁね、浮世絵界とは世界が違う!浮世絵はもっとだよ・・ほんとに車の方が一般的なね、色んな人に・・こんな僕の、年頭に僕のすいませんねこんな話し・・・どうですか?ね?・・・

O.K.そういう事でま、非常にあの〜話をしてるってことでございましてね、あの〜またほんとにセンス良いですね?しかし!正月早々、エレファントカシマシのコンサート・・ええ・・」

「珍奇男」
珍奇男はそこにいて、黄色の照明の中で荒れ狂う・・。
エレキに替えてから「机さん〜机さん〜私は馬鹿なのでしょうか???」と叫び、
「はーい!はーい! 私はあなたよりえらいのさ〜!!!」と歌うエレファントカシマシ!宮本浩次!!
最後の「イ゛エ゛エ゛―――――!!!」でやっと解放される。

「真夜中のヒーロー」
昨日望んで叶えられた。良かった。良いではないか!!次のアルバムにこの曲が入るんだったら良いなぁ・・。この曲は去年聴いて、1人大絶賛してた頃が懐かしい。確か春くらいだった。重いドラム、宮本のギター!
「町の星空に 孤独な誓いを たてるだろう・・・」

「ゴクロウサン」
そのまま流れるように「ゴクロウサン」石君のギターがギャーン!!っといって、そのまま行くかと思ったら、宮本が「イエイ!」とコール&レスポンスを急に入れた。その時トミにチョット待って!のポーズしたんだけど間に合わなかった。間延びしてしまった。宮本がイカル!!いかってブチキレタ。あの睨みを見たか?!近くにある機材を投げつけ、引っくり返し・・そのうちドラムも蹴飛ばす。
「ちきしょう!!!」と吐き捨てるように言う・・。

「花男」
昨日に続いて、今回も花男はここ日本武道館に舞い降りた。絢爛たる花をヒッサゲテ、武道館にやってきた。
「もっとオレを煽ってみろよ!オイ!!お前だよ!!どうした?!」って右に左に動き回る。ああ!!!この歌が好きだ。
この歌嫌いな人っているのか?
客も負けじと煽る!煽る!煽る!しかし「花男」になってる宮本1人に、この何千という観客が束になっても勝つことが出来ない。圧倒されている。笑いながら圧倒されてる。
「遠くを歩いてる 俺達の姿よ どうした・・ 涙ほろり 生きる屍 さ・よ・お・な・ら―――!!!!ギター石君!!石君!!」そうだ!石君!!うお〜!!(ここでもうガッツってしてしまった・・)スゲー・・。なんじゃこりゃ・・なんなんですかこれは!!
「・・貴様にいうことなんか もう何もねえよ!!聞きたい事も 何もない!!」
「俺たちは口元 笑い浮かべて 貴様なんかもう信じねえよ、コノヤロ―!!!」
「遠くを歩いてる 俺達の 己を信じろ!己を!!」
「俺の姿を忘れるな・・」と言われて、忘れる人がいるのか?この姿を忘れるな・・。
最後の「イ゛エ゛エ゛―――――!!!」とマイクのガキッ!でやっと解放される。

この時だったか、倒したパイプ椅子の座るところの裏をコチラに高々と見せる・・????そして・・・!!!そこにはデカデカと白い紙に書かれた」という文字!!それは宮本の為にあるような字(江戸勘亭流っぽい)だった。しかも本人が見つけて見せてるところがドラマチックな展開だ〜!!似合う!!似合いすぎる!!カッコ良すぎる!!上手すぎる!!おもしろすぎる!!


アンコール1。
「奴隷天国」
奴隷天国を持ってきた。私が行った今回のツアーでは聴かなかったが、ココへきてやってくれた!
やはり何度聴いても激烈なるロックだ・・。「死刑宣告よ・・奴隷天国よ・・」と歌う・・。
何度も「死刑宣告よ・・」と歌う・・。宮本の宣告・・。

ギターを持って・・。
「男餓鬼道空っ風」
おう!こりゃ昨日とまったく違う配球だ・・まったく読めない・・。
宮本はヤクルト古田か?西武の伊東か??ハタマタ巨人の上原か?妥当なところで西武の松坂か!!
マッタク読めない・・。こりゃイチローだって、マグワイアだって、打てない。

このストレートは速い!!!150キロ出たな・・。見えないもん。球見えないから。誰か、左門豊作呼んできてくれ〜!!
「悲しみの果て」からはじまる、今までの配球と違うじゃないか!爆裂した。
演奏は荒いが、パワーがソレを上回ってるので私には気にならなかった。ガッツです!!!!
コール&レスポ・・するのかと思ったけど、いい!いらん!そんなコトしなくても充分です。

「やさしさ」
コレ聴いたのいつだったか〜・・去年の野音で聴いたあの夜空・・遠く飛行機がライトを点滅させながら、宮本の頭上を飛んでいった・・あの日以来だ。今はでっかい「日の丸」の下で宮本は歌う。

なんだか・・泣けてきた・・今日はココで泣いた。
「ああ・・お前のやさしさを 頭に思い浮かべてさぁ このままいってしまうなんて・・」石君のギターが武道館に響き渡る・・・。
「帰る場所はもうお前だけさ そのやさしさ ああ・・俺だけに・・」
だめだ・・書いてるだけで泣けてきた・・。

「オンベース高緑成治、成ちゃん・・オンドラムス、富永義之、トミー・・石森敏行、石君・・そして宮本浩次でした・・」

ガムテープを剥がしたのを持って「これ頭に乗せちゃってですね、1回、コンサートの時に・・取るのが大変でさ、幸いその間にあの、アンコールの直前にこれ、くっつけて頭に、したらあの、ちょうど盛り上がってきてね、いいもんですね、あの言ってる意味分かりますか?あの取るのに時間かかっちゃってその間にみんながアンコールの拍手どんどんどんどん増えてきちゃってさ、どっかの地方で、ま、いいんすけどね・・・・O.K.・・・そんじゃ「てって」・・」

「てって」
え〜!!!スゴイの持ってきましたね。ファーストを買った最初、コノ歌ばっかりリピートしてた頃を思い出す。
「結局すごく楽になるだろう・・大丈夫だよ!大丈夫?」
昨日よりも曲の流れを考えたのかな・・声辛いか?考えずにやってるのか・・どっちでもいいや・・。

「ファイティングマン」
ケッカンブチキレタ!!!!!!!!!ガッツです!!「ウオオオオオ!!」って言います。叫びます。
何言っても無駄です、私の言葉なんかゴミだ。あの場所にいたら・・ねえ??
宮本がステージ狭しと走り回る。観客もガッチリ持ち上げた。

「OH!YEAH!武道館!!!・・・サンキュー・・」

アンコール2。
「ガストロンジャー」
「OH――――!!」のところが良かったな。照明のビカ〜攻撃も斜めから見てたから、平気だった。
その分、全部見た。全部見えた。真っ赤なステージで宮本のやること全てを見逃さないようにした。
シバラク見納めだと思うと何だか全てが貴重な気がした。
「勝ちに行こうぜ!!!EVERYBODY!!!」

「サンキュー・・・」と立ち去る4人。

アンコールの拍手は鳴り止まなかった・・。ガストが来た時点で終わりだと分かっているのに、拍手は宮本を待った。エレカシを待ってた。あんな長いアンコールはZEPP以来だった。本当の意味でアンコールだ。

しかし、あの「ガスト・・」を歌い切った宮本に、何を歌ってもらえば納得するんだろう・・何か歌って欲しいじゃなかったのか・・オシミナイ賛辞の拍手だったのか、このツアーが終わってしまう寂しさか。昨日と違って早く終わってしまった物足りなさからか・・。
 客電が着いた時、帰りの準備をしてしまった。充分だったから。すっかり満たされていた。同行者と慌てて拍手をしたが、なんだかもう充分だったので止めた。アンケート記入なんかしてしまった。あの拍手の中、黙々とバカは書き殴る。

「悲しみの果て」を聴かないコンサートはこれまでなかったが、それは成功したと思う。良かった。2部は非常に盛り上がっていたと思う。ガラっと替えた曲達は全て自分の中で輝きを増している。昨日も今日も日本武道館に来てよかった、エレカシで今年も幕が明けて良かった〜!!と思い、帰りの電車の窓から見える全ての夜景が素敵なモノに見え、幸せを感じた冬のある日だった。(2000/1/8)トップに戻る。

2000年1月3日 日本武道館 6:00開演。
エレカシの武道館でココ数年はお正月だなぁと思う。
思えば行きの電車で切符を無くした時から、何か今日はヨギルモノがあった。席はアリーナ席E157。クラシック音楽も心地良い。・・そうして宮本はやってきた。イライラしてるなと出て来た瞬間思った。
「バカヤロウ・・・」と開口一番。おお・・いかってるいかってる・・。

1.Soul rescue 
2.So many people 
3.デーデ 
4.星の砂 
MC
5.即興曲 
MC
6.真冬のロマンチック 
7.シャララ
MC
8.クリスマスとお正月の歌
9.珍奇男
10.ゴクロウサン
11.花男

第2部
12.即興曲
13.悲しみの果て
14.風に吹かれて
MC 
15.何も無き一夜
16.真夏の星空は少しブルー
17.ヒトコイシクテ アイヲモトメテ
18.待つ男

第3部
19.青葉城恋唄
MC
20.今宵の月のように
21.新曲1

第4部
22.ガストロンジャー

1部は4億8000点だった。8億7000点だった。
「Soulrescue」
やっぱり良いのだ!CD聴いておいて正解。トミのドラムが良いねぇ。
宮本がココロのままに弾くところ、最後「ピタッ」っと止まってしまってズッコケ。だが「イ゛エ゛―――!!!」で一掃。
「あいつら新しい道徳が 僕らの誠実と絶望の闘争の結果 築き上げられる事を知ってか知らぬか知らん顔・・僕らは不安だよ・・
違うかい?・・急げ・・もっともっと力をつけようぜ・・そして・・・」のところで「ぷっっ!!」と笑う女がいらした。
笑わないで欲しいとは言わない。可笑しいんだもんね・・・可笑しくないなと思ってる私はオカシイか?オカシイのかも。オカシイ?ねえ?オカシイの?オカシイよね?オカシイって言ってください。

ツアー中に聴いた新曲達、全て良かった。トミのドラムが・・・バスドラが響いてた。

「So many people」
仕込みのカウントから。宮本は叫んでた。でも歌ってた。なんだか泣けてきた。
こ・・こりは・・売れる!と思った。この曲でエレカシは2000年を始める。
ドラマはなんだか憎しみとか復讐とか・・サスぺンスっぽいね。歌がドラマを盛り上げるでしょう。
「高速道路朝日を浴びて ダイナミックな東京は〜!!」と歌った。今更ながら良い声してんな〜・・と思った。

「デーデ」
「すこ〜しバカ!バカ!ばかりの悪知恵と〜」と歌う所が良い。「エブリバデ―――!!!!」という。

「星の砂」
両手で客席を指します。「ハレンチナモノハスベテカクソウ・・」
石君の「オ゛―じのずな!!!」が気合入ってた。「うおお!!今日は石君が違う!」と思った。というかそう言った。呟いたんだ。俺が。
石君がウルフルケイスケやイエモンのお兄ちゃんのように前に出て来て、右に左に走り回るようになったら・・・・
それはまたそれで楽しい。川口で聴いたのと全然違っていた。ツアーをマワッテの成果か?
「ホ―シ!ホ―シ!!ホ―シ―――!!!!!」と宮本が歌う。

「サンキュー・・星の砂でした・・」
「おっこんばんわ!」でズッコケ・・ヤバイかな・・と思ったが、宮本のファンへの強いサービス精神からだと思う。
「だいたい今日はですね・・この〜神保町の傍のね・・あの〜・・なんていいましたっけ?ココは・・日本武道館にようこそお越し下さいました!(拍手)・・・あれですよね・・ホントにお正月にね・・あの〜・・お正月つっても、もう〜昔みたいにどうですか皆さん?小学校時代とかに胸をトキメカしてる・・ま、だけど、休みになりますからね、若干ね・・そう意味ではやっぱり今でも楽しみになさってんですか?(1点集中で客に話し掛ける)そうでしょ?ま、いいんですけど・・今日は最後までセンスの良いこの・・サンガニチの皆さん、最後まで盛り上がって・・・ど――――――んと!盛り上がって・・くッガァアアア―――!!!っと、もう無礼講ですから!!どんといきましょう!酒も(呑んでも良いですから)・・僕は酒呑まないですけども、僕最近、車の運転・・マッタク!!ビタ一文も!!(ほんのちょっとの手をして)・・ビタ一文じゃない!・・ビタ一滴も・・・」

って言った後に石君に何か指示する。したら石君いきなり、(宮本にやらされていたという感じはしたけど。)
「とおおおお〜!(マイク入ってなくて、「おめで」が聞え難かった)」といい、ドヨメク観衆。
ギターをガキーンと鳴らす宮本が再び指令を出す。

「おおだからやるよ!・・・ああ、今年もやるよ・・」といいヅッコケ。再度指令。
「・・あぁ・・ごめんなさい、皆の前で僕の事、言っちゃった・・」と言った。再度ズッコケ。ここらで止めといた方が・・。
初めてマトモに聞いたその声。

「すいません、ポプコンみたいなことして・・」宮本が石君を見る時、何て嬉しそうな顔なんだろう。

即興でやった曲。べらんめえ口調の「・・正月だからって、年末だからってな!何も変わんねんだよ!!」とか「・・来年になったらチョットは少しは変わるのかよ!!・・・背が10センチ伸びんのかよ!!」って言ってた。
捲し立てた後の「ア゛ア゛ア―――――!!!」が全て。あ!新年の歌だ!新年挨拶の歌!!

「本年も・・もう・・あれですよね?僕らもう・・・みなさんのホラ・・思いがあるでしょ?どうですか?どーんと・・どうですか?ね?・・もう〜盛り上がって楽しんで、行けると良いですね?ホントにね?・・・・(ギターガキーン)・・
・・・O.K.もう冬という事でですね、冬つってもあんまり寒くなくなったよな?・・おれぁ・・分かんないんだけど、その〜前より寒くなくなったような気がするんですけどね僕はね、ああ・・・寂しいですね?冬寒くないの・・あ〜ら〜暖かくなっちゃってんのかな?世の中って・・(1点集中で)どうなっちゃうんでしょうね?これ?・・・・ま・・冬で・・え〜と4.5年前に作った曲で・・もっと前ですね・・え〜冬の・・ちょっとしたこう・・1人の・・男の曲をお届けしましょう・・・・。」冬が寒くなくって、ホントに寂しそうだった。

「真冬のロマンチック」「・・世界制覇〜!!!」と歌ってた。
「遅れてきたヒーロー 銜えタバコ真冬のヒーロー クリスマス正月 こうなりゃみんなで昇天さ〜!!」と歌うところが好きだ。最後の「んんん・・あああ・・」っていうとこもいい。

「シャララ」も泣けた。
出だしの宮本のギターが好き。イントロを少し長めにやる。そんで、
「行こうぜ・・突き進もうぜ・・・」と言う。3列前の女が「きゃ〜っ!」と言った。
「やることがない・・」「どうしたんだろ・・」という声も「ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛――――!!!」と叫ぶ声も。
「恋をせにゃならぬ・・生きてんだからしょうがねえよな〜!!」と。
「・・シャララ、シャララ・・・シャララ・・愛してるよ〜・・」と歌った。「愛してる」と滅多に歌わない人がそう歌う・・。(愛と夢の頃はよく歌ってたが)

アコギに替えて、パイプ椅子に座ります・・
「(ズット立ってて)疲れない?大丈夫ですか?・・余計なこと言っちゃったな、疲れるとかってあの〜、試験のね時にホラ、「落ちる」とか、言っちゃいけないとか・・どうしようかな・・・言っちゃおうかな・・言っちゃいけないんでしょ?!ただそれを言っちゃいけないんじゃないかって思ってるっていう時があります・・だ〜あの〜中学の時か、高校受験の時とか、ホラ、家の家族の人とかがさ〜・・それをまた気になっちゃって、始末が悪いよね・・・・言わない?(一点集中で)そうでもない?あ、そう・・(自問自答の末、結論している)」
ギターポローン・・

クリスマスが・・この〜今年あの〜お正月の第3日ですか?・・・でも、たかがクリスマスって感じしますね?クリスマスっていやぁ僕は昔合唱団入ってましたから・・」

クリスマスの歌は英語だった。「WHITE CRHISTMAS」だった。
正月なのに・・と思ったが、考えてみれば、4日が私にとってのお正月だから丁度良いか・・と。
でも・・これはどうか?どうなの?・・と、途中までやって・・ぱたっと止めて、
「今でもクリスマスじゃなくてお正月・・」という・・。だろ!オカシイっての!!仙台では「きよしこの夜」だったけど。

「お正月」この歌は恒例だから○。途中、間違えて「ごめんなさい・・」という。

「こんときばかりはお正月って感じるよな〜・・俺、お年玉あげなきゃいけないのに、一銭もあげてねえな・・」
「ちょ〜だぁ〜いい!」の声に、
「・・や!!何言ってんだ!!このコンサートが、(早口・大声で)お年玉じゃないですか?どうでしょうねぇ?!(拍手)・・お金貰っておいて、お年玉って言うのもなんですけどね(ホントだよ)・・楽しんで・・」
ギターポローン・・「O.K.・・じゃ珍奇男・・」

「珍奇男」
血の気が引くほど恐ろしかった。笑えない。リズムも取らない。
ステージ全体が黄色の照明で、より一層、「珍奇な宮本」を際立たせていた。照明が良かったな。今回のツアーは川口から照明が良かった。去年のコテコテとも違ってた。
「珍奇男」というと赤と青のライトが右と左から交差して宮本に向けられててその中で変貌してく宮本も好き。98年の野音で見た時、真夏の夜空に宮本が綺麗に映えていたのを思い出す。あれ、良いなと思うんだけど、今回の「珍奇男」の黄色の照明もまた良いなと思った。スモークも良い具合ではないか!!宮本から出てくるオーラみたいで。

黄色が金色に見えてきた時には自分がおかしくなってんなと思ったが、気のせいではないだろう。
うむ・・いいじゃ〜ん。ギター交換も上手くいった。アンバランスな宮本のギターに、成ちゃんのベースがうま〜く乗っかってて。成ちゃんが乗っかってる気がする。トミが後ろから全体を支えてる。
いつもはギターを替えるところから変貌していくような気がしてたが、3日はアコギでのイントロからガリガリだった。
イライラが更に加速していって、最後の方はこちら(客席)との交信を一切断ち切っていた気がする。最高。

「ゴクロウサン」
「ギター石君!レッツゴー!!!」うお〜今日は石君が違いますので、お!いつもより多めにやってはいなかったけど、宮本と絡んで(というか、宮本がマイクスタンドを石君の股の間に入れて持ち上げるというよく分からん行動をしていた。石君はそのまま演奏し続ける。)いた。そうだ!石君を全面に出せ〜!!
最後の「イエイ!ゴクロウ・・サンッ!!」っていう宮本のカスレタ声が30過ぎ〜って感じで味があります。

「花男」
イライラがピークに達してしまったか。水をかぶる・・白シャツが体にくっつく。髪の毛からボタボタと水が滴る。花男・・まさしく。
「真冬の・・」から「花男」までの流れがスゴク良かった!!!いい流れだったと思う。
この日は「花男」が!!!!!!すっげ〜良かったよ。びっくりした。すごく良いから。スゲー良かったしか言えない。情けない。ココまでで何回「良い」と言っただろう。毎回聴いて、毎回いいなと思う。毎回好きになる。年輪のように好きになる。だんだんでかくなるってことです。
類稀なる男が「でかい花」を背負い、歌う姿に、毎度ながら息をする余裕など与えてくれるはずも無く、ただただ見つめるばかり。全身全霊で歌い、まさにそこには花男!完璧なる花男がいた。
「ああ!なんて良い歌を歌うんだ!!」と叫んでた(小さい声で)。
3日はこれが私の最高潮だった。「俺達の姿よ・・」と歌う宮本。この曲が好きだ。

「・・サンキュー・・」といい、マイクがガキッとなる。

第2部。
宮本がギターでギャーンとやり始める。トミが合わせる。そして成ちゃん・・石君・・と4人が演奏。
ソッキョウとは思えない、いい曲だったがスグ終わる。

そのまま「悲しみの果て」
2部では外せないか。コレを聴いてエレカシのコンサートに来てると感じるのか。思い入れのある曲。初エレカシから数回・・スベテのコンサートでこの曲を聴いた。涙がでるかと思ったが、スッと消えた。

ちょっとした間・・給水する宮本。パラパラとファンの声援・・そんな中、「宮本のバカヤロ〜!!」の声。おお!いいね〜!!(コレ聞えたんじゃないかな・・)

「え?(笑)貴乃花に似てる?」

「風に吹かれて」
宮本のギターイントロが好き。声がツラそうと思うんだけど、次の瞬間ぱーんと高い声が出る。仙台で聴いた時は涙した。トミのドラムが・・いいじゃねえの!悲しみの果て〜風に吹かれての流れも良し。
だらだらした拍手。

ギターガキーン・・
「あの〜やっぱり、1人暮し〜とかしてる人いると思うんですけど、あの〜1人暮しってのは寂しいよね?(ホントに寂しそうに)・・俺なんかえっと〜・・24くらいで、え〜1人暮しをしましてね・・そうするとそれまで家族と住んでたでしょ?でもって、あの〜電話も、最初、引かなかったの。「で、電話なんか・・文明の利器いらねぇ!」とかと思ってたの、最初はね、今もちろん使ってますけども、携帯電話なんかも持ってますから。・・便利なもんでね〜・・車とかあの・・そういうのってのは、やっ使ってみると便利なもんだからね〜!!・・・まだコンピューターってのは、ホラ、あれは〜ね・・遠目で会社なんか行くとありますけど、遠目で見てあれも〜こう(パソコンがホントに遠くにあるように成ちゃんのもっと後ろの方を見つめながら)・・実はやってみると面白いもんで・・もっとも〜字も書けますから〜・・まぁ字も〜いや書けるうちは〜あの〜要するにいろいろあるんでしょうけども(自分は字は書けるから、パソコンなんか要らないって云う意味だと思った)、すいません長くなっちゃってね・・1人暮し出身で・・あの〜ガードレールのとこ降りてさ〜・・誰か来ないかな〜って外出ちゃったもんね・・俺は・・星を見ちゃったもん。1人暮しし始めは・・も〜・・そういうのありませんでした?(石君を見ながら)・・石君なんか19くらいからね?やってましたけどねぇ?・・1人暮し、ねぇ?〜・・アホズラこいて・・・ねぇ??・・・・・ま、そういった、1人暮らしの時に作った曲を一曲、聴いてください。」ギターを鳴らしてスグに

「前・・赤羽のですね・・」と言ったら、「早くやれー」の声。いいね〜!!愛か?ホントに早くやって欲しかったのか。

「何も無き一夜」
初めて聴いた。びっくりした・・さっきまでツラそうだと思ったのに・・ぽ〜んと出る声。黄金のノドボトケを持つ男。上手く表現できないが、なんせ声がいい。

変に間延びした空間・・仕込みのカウント。
「真夏の星空は少しブルー」
去年同じ曲を同じ場所で聴いた。その時はトミ、成ちゃんが引っ込んで、石君のみがサポート。
補助で土方さんがちょこちょこっとやってた気がする。
今回はメンバー全員で。でも途中から辛いのか高く歌う。「ビルも夏も〜風も〜スベテを忘れて・・」から叫ぶ「真夏・・」。高く歌って去年聴いたヤツよりもよくキコエタ。曲が終わって、再びパラパラっと拍手。

しーんとする会場・・「・・イエイ!」と言ってるのもダラダラした会場をまとめようとしたのか。
イチハヤクそれを感じ取った宮本は、
「レコーディングの時は低い声で、であれんだけども、やっぱこうやって人の・・とこ行くとさ・・あの〜あれですね・・あの、声低い方がやっぱ上手くいかないよね・・・やってみてわかりました・・すいません・・あの・・「真夏の星空は少しブルー」という曲でした。」

続いて「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」
2部に入ってからの流れは??ローリングサンダーな構成。・・ビックリ箱。俺はココで首を傾げる・・「?」・・・リキッドで歌った「明日に向かって走れ」を思い出してた。ガストロンジャーを早く歌いたいのか。愛と夢から続けて2曲。

「待つ男」
成ちゃんのイントロで始まる「待つ男」。ああ・・やはりやはり!!あの顔を見てみろよ!!!
シコを踏む格好で腿を掴んで、喘ぐように歌う宮本。この格好、私好きです。スピーカーをひっくり返す。苛立ち・・睨み・・煽り・・ガストを歌いたいのか?この時は椅子に乗っかってガッツ!!ってしたいくらいだった。あの声ったら無いでしょ?
曲の後半でメンバー紹介。「・・オンベース、高緑成治!・・・ア゛―!!・オン・ドラムス、トミー富永、富永敏行、トミ―!!・・・ア゛―――・・オンギター石森敏行、石君・・・」
「ラッタッツ ラタタッタ!!」
曲が終わり、一瞬宮本が動かない・・・マイクを持ったまま・・シバラク・・で、「もう止〜めた〜」って感じで、マイクをパッと離す。両手をパッとコチラニ向けてる姿が、「どう?」っていうふうに見えた。或いは、ぼーっとこっちを眺めてるふうだった。ほとんど全ての観客が明らかに宮本に注目し、見つめている会場で、宮本本人はまるで逆で、そんなこちらを自分とマッタク関係無いという感じで、遠くからサメタメツキで眺めてる感じがした。・・長い時間だった。ガキッと音がする。

第3部。
なかなか出てこない・・もうコレで「ガストロンジャー」か・・と思ってた。充分だった。拍手はしなかった。ただ突っ立ってた。周りは誰も立ってなかった。拍手してた人、してなかった人・・そんで良かった。コレが結果。
係りの人達が宮本が引っくり返したスピーカーを直したり、直したり・・直したりしてた。まるで、ゴジラが新宿の街を破壊した跡のようなステージ・・・。今日のコンサートを象徴してるみたいだ。

メンバー登場。ギターを引っ掛ける宮本・・?ガストをギター使ってやるのかと、ギリギリまで思ってた。
・・「イエイ!!!」宮本叫ぶ。「イエイ!」「イエ―イ!!!」何度も繰り返す。
「・・・あの・・ロックの・・バンドの渋ければお客サンも渋いってことで・・ええ・・」イヤミだろうな・・本当は渋いとか?なわけないよな・・
「え〜うぁあああ!(こちらを脅かしているような・・コバカニしてるような・・)・・じきしょうに・・それがじきしょうなんですけども・・」じきしょうって?正直ってことか?なんだか・・この辺はどうでもいいや・・。

「あ・・オンベース、高緑成治、成ちゃん・・今日もダンディに決まってます・・オンドラムス、富永義之、トミ!・・・パワフルドラム・・え〜石森敏行、石君。・・さっき声、入ってましたね(石君見ながら)?・・そして、総合司会、宮本でした。」

「じきしょうで・・俺アホやから・・・」は〜??????なんですと?首をフルフルさせながら・・。
「俺アホやから・・・」「俺アホやから・・・って面白くないかね?やっぱコレ全然・・そんなことないかな?もうちょっと?(一点集中で)びっくりしちゃった?」ギターガキーン・・・。

「俺なんかすごい中学校の時に・・あの〜青葉城恋唄っていう曲が好きでしてね・・今もあれはイイですけどね・・ソレ歌うの?(拍手)・・仙台の曲なんすけどね?・・あの〜ちゃんとね、青葉通りっていうのが、あの、あるんですよ、あそこに、仙台の・・とこ行くとね・・青葉通りとか、あと〜広瀬川とかさ、そんで、ついつい仙台にたびに思い出しちゃう・・で「あの人はもういない・・」っていうその歌詞も・・今も聞くと泣けますけどね、泣けるじゃないですか、だから。皆さんもどうですか?(ニヤニヤしながら)・・恋の1つや2つやってるわけでしょ、コレ〜?!・・そんなことは無い・・ま、だけど泣けたりするわけですよ、でしかもさ、「香る葉 緑」っていうところあって〜そこを「かおるはたかみどり」っつって結構自分で(笑)面白いな!つって〜だめだな・・」

「・・・なんか今日はフレンドリーな・・アリスみたいな感じですけど・・」

「青葉城恋唄」
「広瀬川〜流れる岸辺〜・・」あら〜やっちったよ・・・仙台限定なのかと思ってた。大事な宝物を皆に見られた気がした。「仙台でしか観れねんだぜ〜!俺は観ちまったぜ〜!」という優越感からだと思う。いい声だった。最後まで歌い切った。仙台では非常に盛り上がった。宮本もこの歌好きだと思う。武道館でやるとはなぁ・・なぁ・・。

「・・最初はあれでしたけれども・・「今宵の月のように」っていう曲をじゃあ・・まぁ今、僕らの曲も・・あれもなかなか歌詞が良くってさ〜・・「今宵の月のように」という曲をお届けしようと思います!」

「今宵の月のように」
このコンサートで「今宵・・」持って来るとは思わなかった。「愛を探しに行こう 皆さんどうですか?」っていう宮本。盛り上げようとしてんのか。みんなの知ってる歌。久し振りに聴いた。でも、ガストを何故やらないのだろう?もうここで、やっても良かったのに。

「しかし、俺もさ・・曲のさ、あれがめちゃくちゃなんだもん。(「そうだよ〜!!(怒)」と同行者がイカッテル。呟いたんだけど、あまりにもそれが、タイミング良く、しーんとしてるところだったので、吹き出してしまった。)「悲しみの果て」でもさ〜やってて、「待つ男」もあれでしょ?・・百十人格なのかと自分で思っちゃった。次の曲の行き方が難しいですね?もいっか・・あの・・「アットランダム」っていうな・・「アバウト」??いわゆる、いいかげんにやっちゃう・・その・・曲のコウシンが・・もっと・・難しく・・だけど・・ま、良い曲でしたよね?どうですか?」(拍手)・・素直な人だ・・本当に素直な宮本・・。解かってる。

「新曲1」
というのか、歌詞ナシの曲。これはいいと思った。明るく、楽しい曲調・・。
聴いたあとスグに出た私の一言は、
「ディズニーランドにいるみたいな、軽快な曲だ!」です。本当にこう言いました。
「レストォ〜ルラ〜ラララ・・・レストォ〜ルラ〜レスト〜ルラ〜・・」だったけど、「今宵・・」を一掃した。正月に日本武道館で、歌詞ナシ曲を、この2度目のアンコールである「ここ」で試す・・宮本はすごいわ、やっぱり・・。
「いいじゃ〜ん!やるじゃ〜ん!♪」(真心ブラザース)だった。
演奏が終わり、さっと引き上げる・・。え?ガスト・・は?

第4部。
突っ立って待つ、拍手はしない。・・・早く「ガストロンジャー」聴きたいな・・だった。拍手は続く・・。
「・・「真夜中のヒーロー」やれば良いと思わない?折角、今年の歌だし・・野音以来、聴いてないよね?(後に横浜アリーナ以来という事に気がつく)・・「真夏の・・」と「ヒトコイ・・」とか「愛と夢」もいいんだけど、「明日に向かって・・」とか「ココロに花を」当たりから何曲聴きたかったな・・・」と同行者に切願・・。「あそこで「今宵の月・・」持って来るとは思わなかったね〜」と同行者。

なぞと言ってるうちにメンバー再度登場・・。
もう何にも言わずに、仕込みのカウントから・・。石君のギター・・。
「おめ〜正直言って日本の現状をどう思う?・・どう思ってんだよ!本当は!・・ああ?」

深紅の・・地獄の血の池のような照明が宮本に降り注ぐ・・またシコを踏む格好で腿を掴んで、喘ぐように歌う宮本。この格好、私好きです。ガムテープを引き剥がし・・スピーカーに足を引っ掛け・・苛立ち・・睨み・・煽り・・ガストを歌う・・椅子に乗っかってガッツ!!ってしたいくらいだった。あの声ったら無いでしょ?

「OH―――!!!」のところで照明が「びが――――!!!」って感じで白くぶああああっと照らしながら、観客の方にもビガ――っときて目が痛かった。ってピカチュウか!!

「さっきおまえ・・自問自答の末、結論しました そう・・HA!!」
「化けの皮、剥がしに行こうぜ!わかったか??!!!」

終わった・・。長かった・・短かった・・。

武道館から九段下の駅へ向かう人の波の中・・私は文句言いっぱなし。バリバリ怒りモードです。
「1部は最高だったのに、なんで2部からはあんななってしまったんだろう・・でも、だんだん良くなってきた・・」とか、「武道館なのに・・でもだんだん良くなってきた・・」とか、「金取ってんだろ〜!!・・でも充分だった・・」とか、「青葉城恋唄とか歌うのって・・でも、だんだん良くなってきた・・」とか、「MC多過ぎじゃない?・・でも良いのか・・」とか、「3部は要らない!・・けど新曲あったし、良くなってきた・・」とか・・・ワケわからないですね・・いいや!別に・・。

でも、九段下の駅に着いて、同行者と別れ、東西線の切符を買ってる時から、「今日、良かった!」と思ってた。2000年初にしてはなんだか・・とも思ったけど、思い出すと楽しかった。明日もあんじゃん!!と、素直に思った。「珍奇男」「花男」はやはりすごかったし、「歌詞ナシ新曲」も試してしまうエレカシだ・・。石君が「今年はやるよ・・」って言ってたしな・・という具合で、家に帰る頃にはすっかり、ニコニコ君でした。(2000/1/6)トップに戻る。

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